定期保健師面談でもたらされる駐在員の健康に対する意識変化
こんにちは、(株)SaveExpats広報スタッフでございます。
本シリーズでは、定期保健師面談をご利用いただいた皆様から寄せられたアンケート結果やご感想を通じて、弊社サービスが駐在員の方々や帯同ご家族の健康意識や生活にどのような影響を与えているかをご紹介していきます。
今回のテーマは、 「駐在員の健康意識の変化」 についてです。
企業における健康管理施策は、従業員一人ひとりの健康意識を高めることから始まります。しかし、海外駐在という慣れない環境下では、文化や言語の違いに加え、業務に追われる多忙な毎日が障壁となり、健康を見つめ直す機会が得られにくいのが現状です。こうした課題に対し、弊社が提供する定期保健師面談が、従業員の健康意識向上にどのように役立っているのかをご紹介いたします。

健康意識の変化
まずは、実際のアンケート結果をもとに、保健師面談による健康意識の変化を見てみましょう。
弊社が実施した定期保健師面談に参加された50名を対象に、面談前後の健康意識の変化についてお伺いしたところ、72%の方が「変わった」または「少し変わった」と回答されました。
<アンケートより抜粋>
- 「日頃の食生活等、生活習慣に関して高い意識を持ち続けるのは困難であるので、定期的に面談があると良い。」
- 「自身の健康を客観視することができる。」
- 「健康維持についてのアドバイスがもらえた。」
- 「改めて健康に対する意識を持つことができた。」
- 「単身生活でもあり、普段忘れがちな健康面を定期的にリマインドさせてもらえる。」
- 「現状を考慮したアドバイスをいただき、実行してみたいと感じた。」
これらのお声は、面談を通じて日々の忙しさの中で見過ごされがちな健康課題に気づき、その解決に向けて行動を起こすきっかけとなっていることが伺えます。

健康な方にも得られる効果
さらに、面談前には特に健康に不安を感じていなかった方々からも、面談を通じて健康意識が高まり、良い影響を受けたとのご意見を多数いただいております。
<アンケートより抜粋>
- 「特に不調でないため、面談の必要性は感じていない。ただ、保健師さんとの会話で健康について少し考えるようになった。」
- 「自分では心身ともに健康な状態であると思っていましたが、面談を通じて、実は小さな悩みをいくつも抱えていることに気づかされました。(中略)日常でできる対策を教えていただけたので、今後は気を付けていこうと思います。健康管理は疎かになりがちですが、このような機会が定期的にあれば、自覚して習慣化するきっかけになると思います。」
健康であることが当たり前と感じている状態であっても、面談を通じて自身の健康状態をあらためて見つめ直すことができ、新たな気づきや具体的な対策を得る機会となっています。このようなプロセスが、結果として健康意識の向上につながっていることが分かります。
継続的な健康サポート
定期保健師面談は、単なる健康アドバイスの場ではありません。多忙な毎日の中で見過ごされがちな「自身の健康」に意識を向ける機会を提供し、健康への意識を日常生活の中で「習慣化」していくきっかけを作ります。特に、海外で活躍する駐在員の皆さまにとって、次のような利点があります。
- 健康課題への早期気付き: 面談をきっかけに、小さな不調やリスクを早期に発見。
- 行動変容の促進: 現状に即した具体的なアドバイスにより、生活習慣の改善行動が起こりやすくなる。
- 心身への安心感の提供: 日本語での対話や保健師からの助言が、健康面での不安軽減に寄与する。
これにより、単なる一時的な取り組みではなく、従業員が長期的に健康意識を保ち続けるための基盤を提供しています。 特に駐在中は国内勤務と違い、何かあってもすぐに医療にかかることが難しい場合があります。だからこそ、普段の健康意識の向上により、予防できる病気を予防していく、という意識を持つのは非常に重要なことになります。

まとめ:健康管理に対する意識の向上
今回、アンケート結果とご利用者様の声から、定期保健師面談が健康意識の向上に大きく寄与することお伝えいたしました。健康は日々の小さな積み重ねから成り立つものであり、その第一歩は「自分の健康状態に向き合うこと」です。定期保健師面談を企業の健康施策に取り入れることで、従業員一人ひとりのウェルビーイングを支え、
結果として企業全体の活力と持続的な成長にもつながっていきます。
駐在員やそのご家族の食生活や生活習慣を改善するパートナーとして、ぜひ弊社の定期保健師面談を活用してみてはいかがでしょうか。